"忠弥坂"カテゴリーの記事一覧
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総合設計による宝生ハイツ建替え計画は、近隣の居住環境を著しく害する横暴な計画であり、とくに桜蔭学園の教育・学習環境を劣悪化させます。桜蔭学園は、近時、総合設計の許可に対する差止訴訟を東京地裁に提起しました。 なお、第1回口頭弁論において、桜蔭学園理事長・校長齊藤由紀子先生の意見陳述がありました。
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2段擁壁の下段の多くは宝生ハイツの新築時に埋められ、目視できなくなっている。宝生ハイツ側は原告に指摘されるまで下段側擁壁の存在に気付かず、擁壁を撤去しなければ建設できない位置に新たなマンションを計画していた。原告はあっせん手続き中に、そのことへの危惧を伝えた。ところが、宝生ハイツ側は合理的な理由なしに安全だと主張し、当初計画のまま総合設計許可を得ようとしていると原告は訴えている。
東京都市街地建築部建築指導課は、「総合設計制度の許可要綱に適合していれば全て許可するというわけではなく、案件ごとに審査する。審査業務とは関係なく訴訟に対応するが、申請を許可する場合は都の対応が適切であると主張していく」とコメントしている。
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第一回
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 1, 2024
【「桜蔭学園」の齊藤由紀子理事長が法廷で口頭意見を述べる:校舎西側の隣接に20階建のタワマン計画。「日照と教育環境が失われている」ー「校舎の地盤が崩れる懸念」ー地域住民の生活と安全に配慮した建築計画への再考を求める】
11/20 1030 総合設計許可差止請求事件
原告 学校法人桜蔭学園 pic.twitter.com/uX2S9LT4Dl -
\#桜蔭学園 が意見陳述(R6.11.20)/
— 沢田けいじ 保育士 / 防災士 / 立憲民主党 / 文京区議会議員 (@sawadakeiji1979) November 29, 2024
理事長・校長が東京地裁で陳述した意見が
学校HPに公表されています
♀️近隣の日照、生活・教育環境の破壊
現行建物の高さを守る覚書への違反
♀️のぞき見、盗撮、プライバシーの侵害
境界擁壁の倒壊
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陳述書のPDFはこちらhttps://t.co/JtxRGVrn1R -
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区が決めた46㍍高さ制限のところに、特例である総合設計制度利用で70㍍20階マンション計画について、近隣から日照阻害、隣接桜蔭学園は、立ちはだかる建物と盗撮などのプライバシー侵害被害の危険があります。区は地元自治体として、事業者(宝生会)に計画を見直すよう求める責任があることを訴える。 pic.twitter.com/P42Yur2o5t
— いたくら美千代 (@Xs1WN01kevNSgXr) October 23, 2022
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○沢田委員 先ほど民民の問題について建設委員会の場で議論をするのはそぐわないのではないかというお話もありましたが、先ほどちょっと言おうとして言えなかったことの中に、区内、文京区内の第一種文教地区で建築が本来であれば制限される劇場等に対して、文京区長が建築許可を出した例というのは、過去20年間のうちに1件しかないんですね。一方で、今回のように、既存の文化施設に対して、文教上の目的を害するおそれがないという理由だけで都知事が建築許可を出した上、総合設計による容積率の割増しが認められるのであれば、他の文化施設だって、こぞって高層建築物への建替えを進め、そのたびに周辺地域で建築紛争が繰り返される危険も考えられるわけです。これは民民の問題ではなくて、制度上の問題であって、議会でこそ議論すべきではないかと考えます。
また、そもそも総合設計制度というのは、建築基準法第59条の2項、59条の2第1項の規定によって、その建蔽率、容積率及び各部分の高さについて総合的な配慮がなされていることにより、市街地の環境の整備改善に資すると認めて許可された建築物に適用する制度ですので、この立法の趣旨からすれば、本来、第一種文教地区にあって隣接する教育施設の教育環境を脅かすような建築物に適用すべき制度ではないはずです。
今回のような問題を繰り返さないためにも、文教のまちにふさわしい区独自のルールが必要と考えますので、立憲民主党・無所属文京区議団として、請願第27号の採択を主張いたします。○たかはま委員 本件事例として挙げられている建物は、総合設計制度を活用しており72メートル、非常に高い建築となる計画となっております。先日、9月14日に都庁において開催された当該建築計画の公聴会を傍聴しに行ってまいりました。学校、神社、近隣住民等から多くの疑問の声が寄せられており、いずれも建替えに何が何でも反対するという趣旨ではなく、教育周辺環境を守る設計にしてほしいというものでした。加えて、公開空地のアクセスのしにくさが指摘されており、総合設計制度を利用せずに建替えを進めるべきという意見も見られました。
総合設計は、先ほども議論がございましたけれども、敷地内に公開空地を設ける等によって市街地の環境の整備改善に資すると認められる場合に、容積率等の制限が緩和されるものですが、近隣の方からは、公開空地の設置場所に課題があり、周辺環境悪化を懸念する声が多数出ておりました。公開空地の設置そのものが単に容積率などの緩和を受けるためだけの手段として使われ、近隣への配慮がされていないのではないかという地元住民からの疑問に十分答えられていない点、私は大変問題視しております。
よって、当会派の考え方は、以下のとおりです。
まず、教育施設の隣に高層建築物を建築しないルールを策定するという請願内容は、敷地所有者の大切な資産を一方的に制限しかねず、全面的に賛同するものではございません。しかし、学校施設整備指針には、校舎を建築する際の建物位置として、周辺住宅等の間で日照やプライバシー、音等における相互の影響に配慮した配置とすることが重要であるとしている点、また、文教のまち文京区において、学校施設の環境悪化につながりかねないと近隣から指摘を受けている総合設計制度を利用する建築について、議論が尽くされていない点も考慮して、区で一定のルールを設けてほしいという請願の趣旨はしっかり受け止めるべきかと考えます。
これから建て替える学校近隣建物において、近隣と協議を尽くすよう文京区がしっかりと関与していくことで、教育の環境に悪影響となる計画を回避する仕組みづくりを区長に要請したいと思います。
請願第27号、文京子育ての態度は、採択とさせていただきます。○板倉副委員長 学園さんから文京区議、区議会宛てに陳情書が出されております。議長さん宛てに出ておりますけれども、総合設計を使う、総合設計の中で公開空地を造るということについては、そのこと自体が、住民以外にも誰でも出入りができて、教室をのぞき込むことが可能になります。女子生徒の安全・安心への脅威、又は教育環境の甚だしい悪化は必至です。そういう陳情の中身がありますし、また学校の西側からの風景については大きな壁が立ちはだかって、日照も採光も通風も終日阻害をされるということで、容認できない、そうした環境になっていくわけで、先ほども言いましたように、こうした公開空地、本来なら地域にきちっと貢献しなければならない公開空地が逆にプライバシーが脅かされるようなことになっていく、そうした苦痛というのも耐え難いものになっていくと思います。
請願事項にありますように、教育施設、学校整備指針に基づいた教育施設を文京区でこそ守ってほしいということで請願事項がありますから、一定のルールということについては必要だと思うんですけれども、この計画に限って、私は、現在の建物のボリュームで建替えをするように求めて、学校に日影を落とさない、そうした建築計画をするということが必要だというふうに思いますので、請願第27号、採択をいたします。
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