■“女子御三家”名門女子高の隣にタワマン計画浮上 一体、何が―
『桜蔭学園』は周辺住民と協力して、計画の見直しを求める署名運動を展開。2万筆を超える署名を東京都に提出しました。署名運動に参加した地元町会の代表者は、「『老朽化して配管などを直したいので建て替えしたい』という話は聞いていたので、その点に関しては、地域のほうでは何も問題にしていない。ただ、大きな建物を造るということで、ちょっと考え直していただけませんかと話し合いを続けている」と話しています。
こうした中、双方の交渉は難航。『桜蔭学園』は2024年、東京都に対し申請を認可しないよう求める『差し止め請求訴訟』を起こしました。
2024年11月に行われた第1回口頭弁論で、まず学園側が主張したのは、「建築工事によって生徒や教職員1500人の生命に危険がおよぶ」というもの。『桜蔭学園』と『宝生ハイツ』の境界を見てみると、校舎の下には高さ4mほどの土台があり、マンションの建設工事によって土台部分が崩落し、校舎が倒壊する危険性があるとしています。
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